29年前の今日、目を疑うような映像を千葉で見ました。
住家の全壊、高速道路の倒壊、そして大火災が発生し、黒煙が空を押し上げている。
阪神淡路大震災では、近隣住民を始め地域の人々、遠方からのボランティアも駆け付け、復旧作業、物資支援、炊き出しなど、人の力と英知の総力を集結しその大苦難を乗り越えたと記憶しています。
復興を遂げたこの間、2011年の東北大震災が発生し、今度は巨大津波の発生で大火災などで一夜で街並みが消えたことも、印象深く心に残っています。
東北大震災では「絆」をテーマに今では完全復興を成し遂げた東北です。
そしてこの正月の令和6年能登半島地震の発災。
まさか自分の実家が被災するとは夢にも思いませんでした。
偶然にも金沢の自宅で正月を迎えていたので、大きな揺れを経験しましたが幸いにも被害は最小限に済みました。
発災3日後に実家のある「七尾市能登島野崎町」へ兄とともに向かいました。
住家の全壊、半壊、道路の陥没、漁港の液状化、墓地と神社の社の倒壊……
あまりにも変わり果てた姿に自然と涙がこぼれました。
生まれ育った集落を見て、悲しみと同時に思い浮かべたこと。
それが29年前の阪神淡路大震災と、まだ記憶に新しい東北大震災からの素晴らしい復興劇です。
天災に限らず、「人の心に寄り沿う」気持ちを忘れず、一日も早い被災地、能登の復旧と復興を願って。
イアスFSC 福井直哉
※写真は阪神淡路大震災発生前、オープン準備中の千葉市若葉区千城台北スポーツクラブ「FORZA」仮設事務所前にて
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